こんにちは、ギフトコンシェルジュの朝霧薫です。結婚式を控えた花嫁さんにとって、ブーケと会場装花選びは大切なポイントですよね。せっかくの一生に一度の特別な日だからこそ、お二人らしさを表現できる花選びをしたいもの。
私は、百貨店での勤務経験を通して、たくさんの花嫁さんのブーケ選びをお手伝いしてきました。花選びに迷っている花嫁さんに、「自分らしさを大切にすることが一番」とアドバイスしてきたんです。
ブーケは花嫁さんの衣装を引き立て、会場装花は結婚式の雰囲気を作り上げる大切な役割を担っています。だからこそ、お二人のテーマやイメージに合った花選びが重要なんですね。
今回は、私の経験を踏まえて、ブーケと会場装花選びのポイントを詳しくお伝えしていきます。花選びに迷ったら、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
それでは、一緒に素敵な花選びの旅に出掛けましょう!
結婚式のテーマとイメージを明確にする
結婚式のテーマを決める
ブーケと会場装花選びの第一歩は、結婚式のテーマを決めること。テーマがあれば、花選びの方向性が見えてきます。
- ナチュラルウェディング
- ガーデンウェディング
- ラグジュアリーウェディング
- ビーチウェディング
など、お二人らしいテーマを選びましょう。テーマ選びに迷ったら、好きな雰囲気の写真を集めてみるのもおすすめ。イメージが膨らんできたら、それに合った花選びを考えていきます。
イメージに合う色の組み合わせを選ぶ
テーマが決まったら、次はイメージに合う色を選びましょう。色は雰囲気を大きく左右するので、慎重に選ぶことが大切です。
テーマ | おすすめの色 |
---|---|
ナチュラルウェディング | グリーン、ホワイト、ベージュ |
ガーデンウェディング | ピンク、ラベンダー、グリーン |
ラグジュアリーウェディング | ゴールド、ボルドー、ネイビー |
ビーチウェディング | ブルー、ホワイト、イエロー |
色の組み合わせ方は、「トーン・オン・トーン」や「グラデーション」など、統一感を持たせるのがおすすめ。色選びに迷ったら、花屋さんやウェディングプランナーさんに相談してみるのも良いですね。
季節の花を取り入れる
季節の花を取り入れることで、結婚式に季節感を出すことができます。
- 春:チューリップ、スイートピー、ラナンキュラス
- 夏:ヒマワリ、ガーベラ、トルコキキョウ
- 秋:ダリア、コスモス、バラ
- 冬:アマリリス、ポインセチア、シクラメン
季節の花を使うことで、ブーケや装花に華やかさと季節感を添えることができます。また、旬の花は品質が良く、コストパフォーマンスにも優れているんです。
ブーケ選びのポイント
ドレスとのバランスを考える
ブーケ選びで大切なのは、ドレスとのバランスを考えること。ドレスのデザインや色味に合わせて、ブーケのスタイルや大きさを選びましょう。
- Aラインドレス:シンプルな丸みのあるブーケ
- ボリュームのあるドレス:細長いライン状のブーケ
- スレンダードレス:ボリュームのある丸いブーケ
ドレスとブーケのバランスが取れていると、花嫁さんの美しさがより引き立ちます。ブーケ選びの際は、必ずドレス姿で合わせ見ることをおすすめします。
花嫁の個性を表現する
ブーケは、花嫁さんの個性を表現するアイテムでもあります。好きな花や思い出の花を取り入れたり、オリジナリティあふれるデザインを選んだりと、自分らしさを大切にしましょう。
- テーマカラーでまとめる
- 大好きな花をメインに使う
- 季節感を取り入れる
- 思い出の品をブーケに忍ばせる
私は、花嫁さんとの打ち合わせで、好きな花や思い出の品について詳しく聞くようにしています。そこから、花嫁さんらしさを最大限に引き出せるブーケをご提案するのが私の役目だと考えているんです。
人気のブーケスタイルを紹介
最後に、人気のブーケスタイルを3つ紹介します。
- ラウンドブーケ:丸みを帯びた定番スタイル
- キャスケードブーケ:滝のように流れるラインが美しい
- クラッチブーケ:片手で持てるシンプルスタイル
その時々のトレンドを押さえつつ、自分らしさを大切にブーケを選びたいですね。
会場装花選びのポイント
会場に合わせた装花を選ぶ
会場装花は、結婚式の雰囲気を作り上げる大切な役割を担っています。会場の雰囲気やスタイルに合わせて、装花を選ぶことが重要です。
- 教会:シンプルで清楚な装花
- ホテル:ラグジュアリーで洗練された装花
- レストラン:ナチュラルでおしゃれな装花
- ガーデン:季節の花を使った豊かな装花
会場の大きさや高さ、照明などを考慮して、バランスの良い装花を選びましょう。会場の雰囲気を活かしつつ、お二人らしさを表現できる装花がおすすめです。
ゲストテーブルの装花
ゲストテーブルの装花は、ゲストをおもてなしする大切なアイテム。テーブルクロスの色味や食器とのバランスを考えて、統一感のある装花を選びましょう。
- 丸テーブル:ラウンドアレンジメント
- 長テーブル:グリーンを使ったナチュラルアレンジメント
- スクエアテーブル:シンプルなベースアレンジメント
ゲスト同士の会話を妨げないよう、適度な高さと大きさの装花を選ぶことが大切。装花の香りにも気を付けて、食事の邪魔にならないようにしましょう。
高砂の装花
高砂は、お二人が主役の特別な空間。高砂の装花は、ゲストの視線を集める大切なポイントです。
- 王道スタイル:バックにボリュームのあるアーチ状の装花
- モダンスタイル:シンプルな装花とキャンドルの組み合わせ
- 和風スタイル:季節の花を使った日本的な装花
高砂の装花は、お二人の衣装や会場の雰囲気に合わせて選びましょう。写真映えするような華やかな装花がおすすめです。
装花費用の目安と節約術
装花費用の相場
結婚式の装花費用は、全体の費用の10~15%程度が相場と言われています。ゲストの人数や会場の大きさ、装花のボリュームなどによって金額は変わりますが、平均的な費用は以下の通りです。
- ブーケ:5万円~10万円
- 高砂装花:10万円~20万円
- ゲストテーブル装花:1卓2万円~3万円
- 会場全体の装花:50万円~100万円
予算に合わせて、装花の内容を調整することが大切。優先順位を決めて、こだわりたいポイントに予算を配分しましょう。
節約アイデアを紹介
装花費用を節約するために、以下のようなアイデアを紹介します。
- 季節の花を選ぶ
- グリーンを多めに使う
- ボリュームのある花を選ぶ
- 装花の一部をDIYする
オリジナリティを出しつつ、費用を抑えるためのアイデアを取り入れてみてくださいね。
装花業者との打ち合わせ
イメージを具体的に伝える
装花業者との打ち合わせでは、イメージを具体的に伝えることが大切。写真を用意したり、好きな花や雰囲気を言葉で伝えたりと、できるだけ詳しく伝えましょう。
また、予算や希望するボリューム感なども事前に伝えておくと、スムーズに打ち合わせが進みます。
見積もりと契約内容を確認
見積もりが出たら、内容を詳しく確認することが大切。装花の内容や数量、価格など、疑問点があれば遠慮なく質問しましょう。
契約書にサインする前に、キャンセル料や支払い方法なども確認しておきたいですね。
装花業者との信頼関係を築くことが、理想の装花を実現するための第一歩です。
まとめ
いかがでしたか?ブーケと会場装花選びのポイントについて、詳しくお伝えしてきました。
- 結婚式のテーマとイメージを明確にする
- ブーケは花嫁の個性を表現する
- 会場装花は雰囲気に合ったものを選ぶ
- 装花費用の相場を把握し、節約アイデアを取り入れる
- 装花業者とのコミュニケーションを大切にする
花選びは、結婚式の印象を大きく左右する大切なポイント。お二人らしさを大切にしながら、理想の装花を叶えていきましょう。
最後になりましたが、私からのアドバイスを。花選びに迷ったら、一度立ち止まって、お二人の思い出を振り返ってみてください。きっと、お二人らしい花選びのヒントが見つかるはずです。
理想のブーケと会場装花で、最高の一日を迎えられますように。心を込めてお手伝いさせていただきます。